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山行報告:新歓合宿 毛勝三山

新歓合宿 毛勝三山


ルート図

行程

  • 5月1日 浜松、静岡=高山
  • 5月2日 =魚津=登山口−尾根途中
  • 5月3日 −稜線−猫又山
  • 5月4日 −金谷山−毛勝山−駐車場=温泉=魚津の公園
  • 5月5日 =高山
  • 5月6日 =下呂温泉=名古屋=浜松、静岡

メンバー

真先(OB)、ヘーキ、浅田、佐々木、塚田、森下、小田切、山口、原


新人は参加者0人の新歓合宿・・・そのかわり今回は卒業したばかりの真先さんがはるばる東京から来てくれた!
予定では宇奈月まで抜ける予定だったが大幅に変更になってしまって残念だった。

text:森下 photos:森下、真先


5月1日 快晴

浜松19:29、静岡=高山0:22

この日は終電で高山まで行き、高山駅の旅行代理店(?)の前でステビバ。屋根とコンビニがあって快適。
ちなみにカレールーを忘れた森下はここでカレールーを買う。


5月2日 快晴

起床4:45=魚津8:30=登山口10:05−尾根途中17:30

朝起きて高山を始発で出発。魚津まで電車で行き、そこから行けるとこまでタクシーで入る。かなり奥まで入ってくれた。
出発してすぐにまこちゃんさんが「疲れたから帰りたい」と言い出して、みんなで説得。すんなり了承してくれた。

途中まで沢の左岸側を歩いて行き、南側の尾根に取りつく。ここの取り付きはどこを行けば正しいのかわからなかった。 というか、登山道は存在しないのかも知れない。
尾根はほとんど道がなく、ルートファインディングを少しでも間違えると悲惨だった。

先頭は浅田、森下が交代でやった。先頭の責任の重さを思い知らされた。
尾根はところどころ悪いところがあった。特に薄い氷の張った斜面をトラバースしながら登るところでは誰か滑落しないかとヒヤヒヤした。
尾根の途中にいいテン場があったので、テントを張る。できればもう少し上まで行きたかった。

ここからみる大明神山は壮大な感じがした。

出発

メンバー後ろは大明神山


5月3日 快晴

起床4:30出発6:30−稜線10:10−猫又山14:50

あいかわらず天気が良い。 引き続き尾根を大猫山の稜線目指して歩いていく。

怖いところではロープを出したが、全員がロープを使い慣れていない事と人数が多い事から、と〜〜〜っても時間がかかる。 ヘーキさんは昼寝をしてた。
平地での部活で積極的に練習していくべきだと思った。 他にも支点の構築、ビレイにも課題が多いにあったように思う。

稜線を見た時は、思わず喜びの余りインディアンコールをしてしまった。「あ〜わわわわわわわわわわわわわ!!!」
稜線に出たら南に剣岳の早月尾根が見えた。かっこいい。

稜線歩きは快適。なんだか幸せ。
猫又山の山頂はとても広かった。この日は山頂の東側の風の弱めのところにテントを張る。近くにもう1張テントがあった。

真先さん、ヘーキさん、まこちゃんさんは顔が雪やけで悲惨なことになってた。

大明神山の日の出

猫又山と猫・・・のつもり


5月4日 快晴

起床4:44出発7:00−金谷山7:40−毛勝山到着9:00出発10:00−駐車場14:30=魚津の近くの温泉15:45−魚津の公園

昨日とは違い最初から稜線歩きなので楽チン♪

毛勝に行く途中で山スノボーの人がいた。沢はいい感じで雪があって滑りやすそうで、さぞかし気持ちいいのだろう。
毛勝の山頂への登りに明らかに人間の排☆泄☆物があった。頼むから埋めて欲しい。
また、山頂にはでかい穴が掘られていて、前日に誰かが泊まった後があった。

ここから本来なら宇奈月まで縦走する予定だったが、メンバー、日程、その他の面からそのまま少し来た道を戻り、釜谷のほうへ下りる事になった。
山頂では長年の夢だったドラゴンボールの「ギニュー特戦隊」のポーズ(的なもの)をやった。最高。
行程が大幅に短くなって気もちがゆるんで、なんだかんだ1時間も山頂に居座ってしまった。

その後釜谷に向かって高低差およそ700メートルの沢を尻セードを全力で活用しつつ降りた。 スノボの跡(誰かの尻トレースかも)があったので、非常にスムーズに行けた。

駐車場に着くと電波がないので、電波のあるところまで下ろうとしていたところ、 同じ頃に駐車場に着いた親切な人が電波がつながったら代わりに電話してくれるというので、お言葉に甘えてお願いする。
でもタクシー代は安いほうがいいので、下りながらタクシーを待つ。 来てくれたタクシーの運転手さんはとてもいい人だった。富山県民の人はみんなあったかい人だ。

温泉(銭湯だったかも)はなかなか広くて快適だった。雪やけ3人組の方々は痛そうだった。
公園があったのでそこで宴会した後野宿した。

毛勝山頂の穴

行きたかったなぁ・・・

ギニュー特戦隊

釜谷のロング尻セード


5月5日 快晴

魚津=高山

次の日は帰る組と感光する組に分かれた。
観光組は高山の朝市で買い物をした。ここで地ビールを4、5種類飲んだ。つまみは飛騨牛の串焼き。この組み合わせは絶妙。 ほかにもお香やみそやお菓子等を買った。

その後誰だか忘れたが絵画展があったので森下とまこちゃんさん以外はそれに行った。
我々は高山駅の前でザックの番をしながらコンビニで買った日本酒を飲んで楽しんだ。飲んでたら知らない山帰りのおじさんが高級な日本酒をくれた。

その日は高山でステビバ。もはや山岳部の指定となった所で寝た。

電車で寝るまこちゃんさん


5月6日 快晴

高山=下呂温泉=名古屋=浜松、静岡

この日は、かの有名な下呂温泉へ。朝からやってるところが少なくて困った。とてもいい湯だった。蒸し風呂的なものもあった。

その後名古屋で山道具を見ようとしたが、ゴールデンウィークで休みだった。悲しい。
でもその前に食べた名古屋駅の味噌カツがうまかったので許そう。ヘーキさんは食べてから浜松に帰った。

タッキーさん、ケンケンさん、まこちゃんさんは豊橋で買い物。森下、原は帰る。


総括

毛勝三山は標高は低いがヘタな高い山よりも厳しいやまだったと思う。特にあのルートはきつかった。
大人数で雪山に行くには、ロープがいかに上手に使えるかでスムーズに楽しく登れるかが決まる。
尻セードは気持ちいいが、やりすぎて合羽のケツが破れないように米の袋とかを持ってくとより良い。
後半は観光ばっかりしてて山に行ったのか観光に行ったのかよくわからなくなった。


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