山行報告：大雪渓や白馬岳

行程

• １１月１７日　静岡・松本
• １１月１８日　松本・猿倉荘・大雪渓１９００ｍ
• １１月１９日　大雪渓・白馬岳ピストン・大雪渓
• １１月２０日　大雪渓・猿倉・静岡

メンバー

河合、真先、平気

去年同様、大学祭で開いた金曜日を利用して大雪渓へ雪上訓練に向かった。 そして去年同様、頂上日が吹雪いていた。しかも雪が昨年よりはるかに多かった。 これといった雪上ロープワークの練習ができなかったが、ラッセルや悪天といった 冬山の楽しさが味わえた。

text&photos:平気

１１月１７日
なじみの松本駅でビバーク。風邪からまだ完全に回復していない平気が 平気じゃなく寒くて、週末はどうなるかなと考えていた。

１１月１８日
電車に乗り、最初は曇っていて絶望した。だが携帯電話で下界の天気予報を 見たら晴れのはずだった。猿倉について雪の量に驚いた。 歩きだしたときはほぼ快晴。だが数時間後、ガスってきて雪がゆっくりと降ってきた。 ちょうどあのころ雪も深くなり、ラッセルとなった。ワカンはもちろん、なかった。 テントは去年と同じく雪渓の左岸の木が出るところに張った。 時間があったので雪上訓練をしたが、滑落しようが雪が深くてやわらかかったため なかなかできなかった。

１２月１９日
朝からガスって、のち吹雪。にも関らず山頂に向かった。去年同様道を迷ったが、 去年ほど迷わずに頂上宿舎についた。だがラッセルが深く、風が強かった おかげで去年よりも楽しかった。ゴーグルなしサングラスのみで登った平気は 平気ではなく軽い凍傷をした。
山頂から視界がゼロ。視界が常にゼロ。

１１月２０日
朝起きたらまだガスっていたが、吹雪いていなく、土曜日よりはましな天気だった。 下降中登り返しまだ足りないラッセルをやったり雪遊びしたりした。 白馬に戻ったらタクシーの運転手が教えてくれた温泉（ミミズの湯？のような名前）に入った。 最後に定番のヨナヨナエールを飲みながら帰った。