山行報告：楽しいビバークin甲斐駒ヶ岳

行程

• １１月２５日　静岡・日野春・駒ヶ岳神社
• １１月２６日　駒ヶ岳神社・甲斐駒ヶ岳山頂・墓場２８５０ｍ
• １１月２７日　ビバークサイト・静岡

メンバー

河合、真先、平気

山でのビバーク訓練の目的で行ったが、一番寒かったのは駒ヶ岳神社の駐車場の前夜ビバークであった。 木曜の部会で酒を飲みすぎて、３泊ほぼ睡眠なしで行ったので、今回の山行でもっとも印象が残ったのは 帰ってからの爆睡であった。

text&photos:平気

１１月２５日
夜出発し、身延線・中央線で日野春まで行ったら、現場にいたタクシーの運転手に、 「朝５時はタクシーがないよ」といわれ、その日のうち駒ヶ岳神社までいくことにした（４５００円）。 途中コンビニに寄って、駐車場でビバークした。個人マットがなく、シラフがなく、 シラフカバーだけできらきらする冷たい星空の下寝ようとしたが、アスファルトが冷たくて 冷たくて眠れない。

１１月２６日
いよいよ入山。だが眠い。寒い。したは雪がなかった。部会で朝まで飲んでいた、 駐車場で寝れなかった平気と河合がふらふらしていてこれ何の山行やらと思った。 五合目小屋からよく凍てかかった滝が見えてアイスクライミングへの意欲が湧いてきた。 問題なくコースタイムを切って山頂に着いた。雪は少しあったが登高時アイゼン不要。 てっぺんの冷たい風が１２月に来る悪天の兆しだったかもしれない。
理想的計画にあった夜叉神峠まで進むのが、月曜大学に行きたければ無理だろう判断し、 ビバークサイト探しに。仙水峠は寒そうだったので八合目の岩室に戻ることにした。 だが、後ろから来たパーティーにもう盗られていたので、遺石の前の平らな場所に 何とかツエルトを張った。
ビバーク自体は前夜より暖かくて、比較的に快適であった。風があまり当たらない場所 のおかげか、墓の精霊のおかげか。

１１月２７日
朝ツエルトを出たら雪が軽く降っていたが、体力になると考え、また山頂をピストンした。 時々日が当たってきたが、曇っていて展望はなかった。
下降時、時間がありそうだったので真先と平気が何とかかんとか滝を見てきた。河合は 靴擦れで先に駐車場に戻った。だが、乗ろうとしていたバスが神社から出発するのではなく、 遠くの道の駅から出発することが分かった。仕方なく道の駅まで歩いたが、乗ろうとしたバス に乗り遅れ、次のバスまでかなり長い待ちになりそうだったのでタクシーを呼んだ。 タクシーを待っている間に近くのスーパーでおいしいソセージを買って食べた。平気が八ヶ岳の 形をしたでっかいパンを買った。日野春駅までタクシーを乗り（２５００円）、甲府で夕食を 食べて帰った。